《行事報告》

9月6日(木):Aeolusの中間検査(12:30~)実施

 今回の中間検査で「停泊灯」の不備を検査官より指摘されました。よって、この機会に小型船舶法定備品の灯火について再確認しておきましょ  う。

 

     【プレジャーボートの灯火〈セールボートでも同様〉】
     【プレジャーボートの灯火〈セールボートでも同様〉】

 

2時間限定沿海区域及び平水区域小型船舶の法定灯火

    マスト灯(1個)

    舷灯又は両色灯(1対又は1個)

    船尾灯(1個)

    停泊灯(1個)

    紅灯(2個)

 【備考】

  • 昼間のみ航行するものは灯火は不要。
  • マスト灯と船尾灯は全長12m未満のものは白灯(停泊灯と兼用可)1個でもよい。
  • 両色灯は全長20m以上は不可。
  • 紅灯は全長12m未満であっても港域、航路等を頻繁に航行するもの以外のものは省略できる。

 

 上記をわが艇(全長7m以上12m未満のセールボート船外機付き)に適用すると

  1. 両色灯(船首近辺に設置)
  2. 停泊灯〈全周灯〉(マストの最上部に設置)
  3. マスト灯(停泊灯より下部に設置):停泊灯があれば省略してもよい
  4. 船尾灯(船尾近辺に設置):停泊灯があれば省略してもよい

 を設置しなければならない。

 

 しかし、わが艇の現状は

  1. 両色灯(船首に設置)
  2. マスト灯(マストの中間部に設置)
  3. 船尾灯(船尾に設置)

 となっており、停泊灯がマストに設置されていないのである。

 

【灯火の種類(50m未満の船舶の場合)                                           〈20m未満のセールボート等は、船首部近辺に舷灯又は両色灯を設置してもよい〉】
【灯火の種類(50m未満の船舶の場合)                                           〈20m未満のセールボート等は、船首部近辺に舷灯又は両色灯を設置してもよい〉】

 よって、今回の中間検査で検査官は、わが艇に「停泊灯が設置されていない」と指摘した訳です。

 

 「マスト灯が停泊灯を兼用できるのではないか」と反論したが、「停泊灯はマスト灯を兼用できるが、マスト灯は停泊灯を兼用できない」との見解でした。

 

 その理由は停泊灯は全周灯で360°から確認できるが、マスト灯は上図のように 225°の前方角度であるから前方又は両側方からしか確認できない構造となっているためです。

  

 そこで、わが艇の「船舶検査証」「船舶検査手帳」の提出を検査官から求められ提出したところ、「船舶検査手帳」の船舶情報欄に「本船に設置されている船灯(停泊灯)(ポータブル)は基準適合性の確認された物件である」と記されていました。

 

 これを見て検査官は「ポータブルの停泊灯〈コード付き〉が有ることになっているので、それを見せて下さい」と言い出した。

 

 私たちはそんな物がわが艇内に有ることを、3年前の購入時に聞いたことが無かったので、販売先に確認すると「キャビン内に必ず有るはずです」との回答であった。 

 

 それで、この「ポータブルの停泊灯〈コード付き〉」捜しが始まりました。結局、わが艇内に見当たらず、検査官は「同停泊灯を捜しだしてその写真を送るか、又は新たに購入しその領収書を送り確認できれば、『船舶検査証書』『船舶検査手帳』等を交付するので、それまでは航行してはいけませんよ」と言い残して、次の検査に向いました。

 

 

 

   【自宅で見つかった「コード付き停泊灯」】
   【自宅で見つかった「コード付き停泊灯」】

 「ポータブルの停泊灯〈コード付き〉」は帰宅後、私の自宅の倉庫から見つかりました。多分、数年前に私がキャビン内を整理している際、これを見つけ使用方法が分からぬままに、自宅に持ち帰ったのだと思います。

 

 早速、その日の夕方までに同写真を検査官にメールで送り、同検査官から確認した旨連絡がありました。交付書類は同日郵送にて私あて送られ土曜日には入手できることとなりました。【指宿】