《クルージング日誌》

小春日和のクルージング (2011/12/19)
 
 水曜日(12/14)は数日前の天気予報(曇り後雨)に反して、雲は少しあるものの小春日和の絶好の天気に成りました。
8時20分頃、新しいゲストのWさんが自宅近くの鉄塔の所で私の車に同乗し、8時半頃バス停で共同オーナーのHさんと落ち合いました。
途中いつもの“ほかほか弁当屋”でお弁当を買い、9時半頃に西宮ボートパークに着きました。
 今日の予定は出来るだけ明石海峡大橋に近づき、来年あたりの明石大橋越えの下調べの目的も有ります。
ただ、ガソリンを10Lしか持参していない為、船内の残余のガソリンが余り無かったので、どこまでいけるか燃料次第に成ります。
 
ここで、ガソリンの量からどの程度行けるか検討して見たいと思います。またゲストのWさんから「1海里って何kmですか」との質問も有りましたので合わせてお答え致します。
 船内のガソリンタンクを見てみると約5L程度残っており、持参の分と合わせると15Lとなります。
よって、片道7Lの距離のクルージングです。機走の場合の燃料消費量は4L/H程度ですので、片道7/4=1.75H(1時間45分)航行可能と成ります。
機走ヨットの速度は56ノット程度です。また、1ノットは毎時1マイル(海里)進む速度ですので、1.75×5=8.75マイル(1マイル=約1.852km 〈陸上の1mile=1.6kmと異なる〉ですので16.2km)航行できることと成ります。
港から明石海峡大橋まで約24マイルありますので、1/3行ったあたりで引き返すことに成ります。結局、明石大橋まで行くには片道24/5=4.8H掛かり4.8×4=19.2Lの燃料が要ります。
 
よって、今日は神戸空港大橋〈神戸スカイブリッジ〉(約10マイル)の手前辺りで引き返すことと成ります。
わが艇は10時15分頃、青天の無風状態で出港しました。メインセールとジブセールを上げていますが、ほとんど風の無い状態での機帆走です。西宮芦屋港の白灯台横を11時頃通過して、神戸空港大橋〈神戸スカイブリッジ〉に直線距離で向かっていると、ごみの埋め立ての島と第7防波堤間の埋め立て地に迷い込んでしまいました。「何かおかしい」と海図を見ているところに、警戒艇が近づいて来て、汽笛を一発鳴らし引き返すよう手を振っています。私も手を振って合図をして「引き返そう!」とヘルムスマンのHさんに促した。HさんはAeolusを左舷に大きく舵を切りUターンした。警戒艇は出口まで、われわれの横や後ろについて来ていた。這入り込んだ辺りは、海面を黄色いブイで囲んでおり、入口らしい所の両側に黄色い灯浮標が有ったので、「何なのかなあ」と言いながら入って行ったのですが、帰りにその灯浮標をよく見ると上部に黄色の×印が付いており、海図にも赤字で「航泊禁止」と記されていました。この黄色の上部に×印の灯浮標は「この位置が工事区域等の特別な区域の境界」を表わしている事が後で調べて分かりました。
 
わが艇は黄色のブイの壁を出るとすぐに右舷に舵を切り、ごみの埋め立て島沿いに南に向かった。時間は11時半過ぎで、30分近く時間をロスしたことに成ります。
私たちは交代で昼食を取り、ごみの埋め立て島沿いを抜けて西に向かったが、燃料の残量も10Lを切ったため神戸空港手前の観測塔浮標を廻って帰港することとした。
帰りは、思いもよらず東寄りの風が吹いて来て、わが艇はクローズホールドで速度が増し、1時間を少し超える程度で帰港出来ました。これは7ノット位の速度が出ていたことに成り、燃料も56L位残っていました。