〈ヨットよもやま話〉

1海里って何キロ?(2012/1/4)

 明けましておめでとうございます。
 
 今年は明石海峡大橋越えを目指したいと思います。もちろん「安全第一」が、わがクラブのモットーであることは言うまでもありません。
 
 昨年暮れのゲストのWさんの「1海里って何キロ?」との質問を単に「1.852Kmです」と答えましたが、今回はその理由を調べてみましたので報告いたします。
 
 まず1.852Kmの覚え方ですが、カレンダーを見てください。2012年1月のカレンダーの場合は1日(元旦)が日曜日で2週目の日曜日は8日、3週目の日曜日は15日、4週目の日曜日は22日です。この4週目までの日付の一桁目を順に上げると1・8・5・2となります。カレンダーがあれば絶対忘れません。
 
 さて、私たちはクルージングする時、海の地図である海図を見ます。海図上で自分の位置は緯度と経度で表わします。(例:北緯34度35分東経135度15分)
 
 緯度は自分の位置から赤道までの最短距離を、地球の中心からの角度で表わします。地球の中心から赤道を0°とし両極を90°とする、その間の地球の表面上の位置を度数で表わします。
 
 一方、経度は自分の位置からグリニッジ子午線までの最短距離を、地球の中心からの角度で表わします。地球の中心からグリニッジ子午線を0°として東および西に180に分割した度数で表わします。
 
 この経度と緯度の度数の1/60が分の単位です。そして海図上の距離は緯度の度数の1/60の単位の1分を1海里または1マイルと定義します。
 
 ここで「1海里は何kmですか」との質問への答えですが
 1790年にフランスで1メートル(m)の定義が決められました。(メートル法)
「赤道から北極までの子午線弧長の1000万分の1の長さを1メートルとする」との定義です。
(これにより地球の円周が4万キロメートルとなるように定義されたが、地球は厳密にはではなく、回転楕円体に近い形をしているので実際にはやや誤差がある)
即ち、赤道から北極までの子午線の長さは1000万メートル=10,000,000m=10,000kmです。
 
 よって、赤道から北極までの距離10,000kmの90分割が1°の距離で、1海里は1分の距離ですので、1°の1/60の距離となり、10,000÷90÷60=1.852kmと成ります。