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真夏の船底清掃と船底塗装

【BEFORE    (Aeolusの船底清掃前の状態)】
【BEFORE (Aeolusの船底清掃前の状態)】
【AFTER     (Aeolusの船底2回目塗装後の状態〈緑のテープはマスキング〉)】
【AFTER (Aeolusの船底2回目塗装後の状態〈緑のテープはマスキング〉)】
【Aeolusの下架作業】
【Aeolusの下架作業】

〈Aeolusの船底清掃と船底塗装〉

 

 8月26日(金)~27日(土)の2日間、Aeolus艇の船底清掃と船底塗装を実施しました。

 これまでは全て業者に頼んでいましたが、今回は私たちメンバーも3人となり、一度素人で船底清掃・船底塗装・バフ掛け作業をやってみようということとなりました。

 上下架は神戸マリーナさんにお願いし、船底清掃に使用する高圧洗浄機も1日借りることとしました。船底塗料やバフ掛けのコンパウンドと塗装用具やバフ掛けのフエルト等は私たちで準備しました。何しろ誰も塗装やバフ掛けの経験のない素人集団が真夏にする初めての作業でした。

 

【日程と作業内容】

8月25日:夕方上架

8月26日:〈AM9:00から午前中〉船底清掃(スクレバーと高圧洗浄機

      使用)、船底乾燥

      〈午後から〉マスキング、1回目塗装、ハル擦り傷部のバフ

      掛け、2回目塗装

8月27日:〈午前中〉Aeolus船体吊り替えて、船台接触部とキール底部

      の塗装、喫水部とバウ部の塗装、ハル擦り傷部のバフ掛け

      〈PM3:00〉下架、引き取り

【反省点】

  1. 船底の清掃はスクレバーでフジツボ等をこそぎ落とし、仕上げに高圧洗浄機で海藻等の付着物を落とす程度で、つるつるになるまでは落とせませんでした。(レース艇ではないのでいいか?)
  2. 船底の塗装は最初塗料とシンナーの割合が判らなくて、1回目塗りは少し濃い目になり塗料が足りなくなりそうでした。シンナーは2Lの塗料に0.5L使用するとの事ですが、汚れ落としなどにもう1缶(0.5L)位必要です。
  3. 刷毛はタッチアップ用に7㎝幅を用意しましたが、ラダーと船底の隙間など用に1㎝幅位のものも必要です。
  4. バフ掛けは充電ドリルにセットできるフエルトや布を使用しましたが、家具用の充電ドリルでは馬力がなくて、鉄鋼用の充電ドリルが有効でした。
  5. 下架時にAeolusの船体を吊り上げる際、船体と船台との接触部の塗料が若干剥がれました。前日の午後の塗装部ですから夜間を含むとはいえ24時間経過しています。接触部には緩衝材として板状の発泡スチロールをかましていました。吊り上げる際発泡スチロールがきしむ音が聞こえたように思います。(塗料が若干剥げた理由は?)
  6. 今回の初めての作業は素人ながら何とかやり遂げた充実感があります。ただ、時期的に真夏の作業は大変でした。次回は来年の秋か再来年の春に実施したいと思います。

 

 下の写真は今回使用した船底塗料(2L×2缶)・シンナー(0.5L×2缶)【左】

 とハル擦り傷部のバフ掛けに使用するコンパウンド【右】です。